『ひろしま令峰クラブ(新しい山の会)』は、広島県勤労者山岳連盟(以下「県連」と略す。)が主催した第1回初級登山学校(以下「登山学校」と略す。)の卒業生を中心に結成されました。
県連がこの登山学校を開校した目的は、「登山の基礎的な知識と技術の向上を図り、安全・安心登山の普及とあわせ、健康づくりと仲間づくりを進める」というものでした。
5回の机上講座と4回の実技登山を通じて、のべ110名の参加があり、登山学校16名の受講生の基礎知識と技術の向上に一定程度の寄与をしました。しかし、残念ながら現段階では、自己責任において安全・安心登山が行えるというレベルにはまだ到達をしていません。
県連では、卒業生の要望を踏まえつつ、この状況の打開と仲間づくり・健康づくりを行うためには『新しい山の会』を結成するのが最善であると判断、そのための準備会を立ち上げて諸準備を進めて来ました。
そして、『ひろしま令峰クラブ』は、2019年8月31日に設立総会を開催しました。
『新しい山の会』結成準備会代表 安達忠雄
2020年は、新型コロナ感染症のため、4月の第2回定期総会は、Web開催とし、定例山行も6月いっぱいは中止しました。また、楽しみにしていた南アルプス登山バスも中止となりました。
7月12日に再開した牛田山周回定例山行で足慣らしをして、その後は、月1回の山行を楽しみました。山行の様子は、「山行報告」をご覧ください。
開催が延期された第2回初級登山学校は、秋口の9月7日(月)に開講し、11月8日(日)の宮島弥山実技登山と卒業式まで、机上講座5回と実技登山4回が行われました。
受講生は、女性11名、男性2名の計13名で、そのうち8名が「ひろしま令峰クラブ」に入会されました。クラブの会員数は18名となりました。
2021年度の山行計画は、12月11日の定例集会に素案を提案し、今後、3月1日の定例集会、4月6日の定期総会で検討し決定します。
山行計画は、月1~2回の定例山行で、地域の日帰り登山、夏の沢登り(沢遊び)、テント泊とクライミングの研修、大山泊登山、スノーハイクなど色とりどりに計画しています。計画案は、「2021年度の予定」にあります。
また、南アルプス登山バスも運行される予定です。